熊井 恭子  Kyoko Kumai
 
1966 東京芸術大学卒業
1975 日本クラフト展新人賞、’84 優秀賞
1983 個展 以後個展32回 
     於;京都ギャラリーギャラリー、ギャラリーマロニエ、
     東京千疋屋ギャラリー、ワコール銀座アートスペース、大分県立芸術会館、
     名古屋中京大学Cスクエアその他
1987 第13回ローザンヌ国際タペストリービエンナーレ
     第1回国際テキスタイルコンペティション新技術賞、京都府知事賞、
     第2,3,5回展入選、第6回展審査員
1988 第7回国際ミニアチュールテキスタイルビエンナーレ ハンガリー 第8回同展
1990 サントリー美術館大賞展
1991 ニューヨーク近代美術館にて個展
     「染と織ー現代の動向」群馬県立近代美術館
1993 「ファイバーアート 糸と布の可能性」福島県立美術館
1994 ~1997「テキスタイルとニューテクノロジー2010」イギリス,オランダ 
1995 「日本のファーバーアート」ロンドン ヴィクトリア&アルバート美術館
1995 「新井淳一 熊井恭子二人展」足利市立美術館
1997 ~2005「素材の挑戦」展 ロンドン科学博物館
1997 〜2006 第5回〜第8回
     国際ミニアチュールテキスタイルトリエンナーレ フランス アンジェ 
1998 第9回国際タペストリートリエンナーレ ポーランド ウッジ ブロンズ賞 
     第10回展審査員
1999 「世界を編む」展 横浜美術館
2000 第1回「大地の芸術祭」越後妻有郷アートトリエンナーレ
2001 「TEXTURAL SPACE」イギリス各地を一年間巡回
2004 第2回 European Triennial Textile and Fiber Art ラトヴィア リガ市
2005 "Common Garden" ポーランド クラコウ、ウッジ
     5th Triennial InternationalTextile Art Exhibition Tournai Belgium
     4th International Biennial of Mini Textiles Exhibition Vilnius Lithuania 
2006 「時を読む布」新井淳一、熊井恭子、眞田岳彦三人展 桐生市有鄰館
現  在 長岡造形大学教授



ミュージアムコレクション


1988 サヴァリア美術館 ハンガリー
1992 モントリオール装飾美術館 カナダ
1993 ニューヨーク近代美術館 アメリカ合衆国
1994、1997 大分県立芸術会館 大分県
1995 ヴィクトリア&アルバート美術館 イギリス
1996 足利市立美術館 栃木県
1996 ロンドン科学博物館 イギリス 
1998 ウッジ中央染織美術館 ポーランド
1999 大分市美術館 大分県
1999 群馬県立近代美術館 群馬県
2000 アンジェ美術館 フランス
2003 ノースダコタ州立美術館 アメリカ合衆国
2004 東京国立近代美術館 東京都
2005 ロンドン国立科学博物館 イギリス
     新潟県立近代美術館 新潟県
2006 京都服飾文化研究財団 京都府



作家からのコメント


私は1968年繊維による造形を始めました。
1976年、風を孕む布を表現する目的で、経糸にステンレススティール線を使い始めました。
1984年、経糸・緯糸共に金属線で織った「床から立ち上がる布」を発表しました。
これと並行して1986年織機から離れて
糸を平面的に絡ませてつくる「繋ぎ目のない一枚の大きな布」を発表しました。
この不織布は空気を包む自由な立体作品の制作へと展開していきました。

また立体的に糸を絡ませることにより、スポンジ状の立体作品の制作も可能になりました。
素材が技術を生み、技術がイメージを喚起する。そのイメージが更なる技術を生み・・・
細い線が規則正しく並ぶさま 
美しい曲線を描くさま 
スポンジ状に構築されるさま
は私に、生命体の細胞の成り立ちを想わせます。私の作品の一つ一つは、
私という生命体が記憶する40億年の生命の旅の懐かしい情景を表現したものに他なりません。