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2009maruyama丸山正三展

2009年5月29日(金)―6月9日(火) 10:00〜18:00
会期中無休, 最終日は17:00まで.

◆ 作家本人と豊口協(長岡造形大学理事長)によるコメント



壁派の下塗り|丸山正三

壁派的絵の下塗りは、バケツ半分位ヒル石を入れて、そこにボンドをたっぷり入れ、そこにセピア系の粉えのぐを入れ、壁土の固さにこね合わせる。時に石膏を入れたり、白セメントを入れることもある。
これを100号のパネルに荒目の麻布を貼っておいて、バケツの中に作ったペーストを左官屋さんのコテで塗り広げてゆく。
パネルは段々重くなるので、立てるわけにいかないので床に寝せ、ブリッジを作ってブリッジに乗って仕事を進めてゆく。そして表面が適当に乾いたとき、コテやナイフ、くぎやいろいろなものでひっかいて、ときにドリルで跡をつけてゆく。乾いてから上に油を抜いたジンクホワイトをローラーで薄く2、3 回塗り広げる。
これで絵の描けるパネルが出来たわけだが、今度展示している小品は材料が無くなって、何しろ戦後間もなくのことで、補充もつかず壁派的下塗りを省いて、ただアイデアで描いたものになり、本当の壁派とは言えないかも知れない。

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光と色のポエム|豊口 協

“光” 。チャップリンの名作 “ライムライト”を想い出す。人生のすべてを、この一つの言葉で表現しようとつけられた。
エストレリータ “小さな星“ 。美しいメキシコ民謡。“私は小さな星だけど、一所懸命輝いている”。そんな詞が心を打つ。
丸山正三の世界は、“光“ そのものだと思う。汚れのない、美しい光に包まれて表現された色彩の世界。
それは観る人に、歓びと希望と勇気を与えつづけるに違いない。