
ご挨拶
晩秋の候 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
ギャラリーmu·anは,9月20日に開廊10周年を迎えました。
あっという間の10年であり,また内実豊かな10年でもあり,感慨がひとしおです。
多方面からのご支援とご鞭撻をいただきながら,アート交流をさせていただいてまいりました。
ご来場の皆様,アーティストの皆様との多くの出会いが,色合いや,色どりの妙を醸し出し,
素晴らしい10年の文様を編み出し,その出会いの贈り物を胸に抱きしめております。
10年という歳月は,実りある多くのことを学ばせていただき心から御礼申し上げます。
これまでの御礼と合わせて,もう一つご報告があります。
ギャラリーmu·anは,今年の晩秋を持って閉廊することにいたしました。
70歳を迎え,これからの林住期を,
ライフワークである児童文学の学びや制作に軸を置きたいとのおもいから,
10年の節目を機に閉廊し,山梨県清里に移住し新たな歩みを始めることにいたしました。
また『一般財団法人フォレストアークス清里』の常勤理事として
清里自然の森山荘の企画運営を少しお手伝いすることになりました。
ギャラリーmu·anは,10周年記念企画として9月から11月まで展覧会が続きます。
最後までよろしくご高覧下さいますようお願いいたします。
また,今冬の準備期間を経て2018年春に,ギャラリーmu·anの空間が,
久保田さ和さんが主宰する「たびのそら屋」として新しく誕生いたします。
今後,新潟,山梨とアート交流が広くつながることを願っています。
10周年を迎えることができたこと,また,これから新たな歩みに邁進できることは,
皆様の温かな応援があってのことと感謝しております。
今後もご支援とご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。
感謝と御礼を申し上げます。
2017年10月吉日
ギャラリーmu·an
立見迪子